こんにちは、CAD子です。
正直なところ、独学はあまりお勧めしません。
なぜなら、「人に教わる」ことが圧倒的に早く習得できるからです。
ですが、金銭的な問題や、時間に余裕がないなど、どうしても独学でしか勉強できない。
という人のために、CADを独学で勉強するための必要なツールや事前準備・勉強の進め方などを詳しく解説していきます。
CADを独学で勉強しようとしている人の参考になれば幸いです。
独学を始めるための必要なツール
CADを勉強するための必要なものを紹介します。
パソコン
まずはこれがなくては、CADが勉強できません。
ノートパソコンよりも、デスクトップをおすすめします。
デスクトップの画面の方が大きいので、図面も描きやすいと思います。
ですが、新しく買う余裕なんてない人は今持ってるノートパソコンでもWindows7以降なら、たいていのCADソフトは動くとおもいます。
また、パソコンスペックが高ければ動作も早いですが、スペックがあまりよくなくても重くはなるかもしれませんが大丈夫だと思います。
ちなみに私が使用しているノートパソコンのスペックは、【マウスコンピューターのm-Book B505S-M2S1 Core i5/8GBメモリ/128GB SSD/15.6型フルHD液晶搭載モデル】ですが、JW-CADもCreo、freeCAD、AutoCAD LTなども動作しました。
2021年秋にWindows11がでるので、今から購入される方は、Windows11搭載のPCかアップグレードできる仕様のものの購入をお勧めします。
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マウス
CADで図面をかくには絶対に必要アイテムです。
マウスホイールにも動作が割り当てられていますし、ほとんどマウスで図面を作成します。
マウスは長時間使用すると、腱鞘炎になりやすいので実際に触って、自分の手にフィットするものを準備することをお勧めします。
こんなマウスパッドもあれば、なおヨシ!
わたしはこれを使ってます。
図面が描きやすくなりました。
CADソフト
自分がどの業界に進むのか確認した上で、CADソフトをインストールしましょう。
有料のソフトを入れると、ライセンス料が高額なものもあるので、最初はJW-CADなどの
フリーソフトをインストールしましょう。
プリンター・コピー用紙
2D-CADで図面を作成したら、必ず図面のチェック(検図)が必要になります。
画面上では気づかない間違いも、紙面上にすると結構な間違いに気づくことができます。
また、面接のときにアピールできるよう、図面を作成したらチェック後にプリントアウトして、ポートフォリオ(作品集)を作りましょう。
CAD教本
自分の目標に合わせて、教本を準備しましょう。
勉強の予定を立てるのに、教本の目次にそって立てると非常にイメージがしやすいと思いますので、メインとなる教本を1冊準備しましょう。
CADで図面がかけるようになりたいなら、CAD操作の初心者向けの教本で、資格取得が目標なら、資格取得向けの本を準備しましょう。
また、自分が進みたい業界の製図の教本もあるといいですね。
目標を明確にしよう
独学で勉強するには、強い意志が忍耐力必要になります。
その強い意志を持ち続けられるような、明確な目標をたてましょう。
たとえば、「年内に2次元CAD利用技術者試験 2級を取得する!」など、モチベーションを維持し続けられるような明確な目標を決めましょう。
独学での学習の進め方
まずはCADの操作を覚える
2次元CADであれば、1~2週間もあれば基本操作は覚えられると思います。
まずは、CAD教本(参考書)の目次どおりに進めてみて下さい。
練習図面を描いてみる
操作方法を覚えたら、どんどん図面を描きましょう。
習うより慣れろで、数をこなしていきましょう。
また、描き方が分からないところや、意味が分からないことは参考書やネットや知恵袋などで調べましょう。
CADの操作には線を描くだけでも何通りのかの、操作方法があります。
時短できる方法もいくつかあります。
いろいろ試してやってみましょう。
ひたすら図面をトレースする
CADの操作を理解したら、完成されている図面をみて写す練習をひたすら、こなしてください。
まったく同じ図面を描く練習です。
その時に気をつけるのは、まったく同じ図面を描くことです。
こんな感じでいいや、似た感じでいいやでは図面はダメなのです。
図面というのは、JIS規格や企業によって、作成方法が決まっています。
そのルールに則った図面でなくてはなりません。
また、図面では「なぜそう描いたのか」その理由が答えられなくてはいけません。
設計図では、なぜその選択をしたのかという根拠が求められるからです。
CAD図面の練習問題を掲載しているサイトもあります。こちらも参考にどうぞ。
→CAD演習場
図面のチェックを行う
図面が作成できたら、必ずプリントアウトして図面のチェック(検図)を行いましょう。
なぜなら、パソコンの画面上で見るのと、紙面上で見るのには違いがあるからです。
モニター上では気づかなかった間違いが、紙面上では気づくことが多くあります。
不思議なことに。
たとえば、線種がまちがっていたり、余計な線の消し忘れ、寸法線のずれ、プリントしてみたら大きさのバランスが悪いなど、間違いや修正に気づくことができます。
わたしは、この図面チェックが一番大事な工程だと思っています。
検図のときに気づかずに、後々大きな問題になる場合があるからです。
必ず図面チェックは行いましょう。
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