こんにちは、CAD子です。
「設計や製図なんて難しそうだし、1ミリも触れたことないのに未経験で正社員になんてなれるわけないよ!」
なんて思っている人は、きっと多いと思います。
わたしの場合は設計や製図について高校のことに勉強していたので、転職に有利だったのは事実です。
しかし実際にCADオペレーターの職に就いたら、まったくの畑違いの業界から転職の人がなんと多いことか!というかわたしの周りのCADオペレーターはほぼ未経験から正社員になった人たちばかりです、、。
今回の記事では、まったくの未経験でCADオペレーターの正社員に、採用されやすくする方法を解説していきます。
未経験とは?
一口に未経験といっても、いろいろな度合いがあります。
一般的な求人において、職種も業界も分野もまったく違い、新しい仕事に挑戦する人を未経験者に該当します。
しかし、経験や知識をある程度有するキャリを持つ人の場合、未経験者は次の3つに分類されます。
職種の未経験者
まったく異なる、業種へ転職を考えている人に当てはまります。
たとえば、アパレル業界CADオペレーターとして勤務している人が、機械系CADオペレーターとして異業種に転職をする場合です。
CADを使用した仕事の仕方は習得しているので、新しい業界の知識や業務の仕方さえ覚えれば、育てる手間がかからないので即戦力になると判断されるでしょう。
業界の未経験者
おなじ業界にいて、異なる職種に転職する人のことです。
たとえば、機械メーカーの作る側・製造の人が、CADオペレーターになるといった場合などです。
CADを操作して作図の経験がなくても、機械の知識や図面の見方などを知っているので、CAD操作さえ覚えてしまえば、転職先で十分な活躍が期待できます。
もともとは図面を見ながら仕事をする現場にいました。
未経験者
業界も職種も分野も、まったく異なる転職を目指す人ことです。
先入観がなくて教えやすく、意欲の高い人材を採用するチャンスになることが、企業側のメリットになります。
求人情報に「未経験歓迎」や「未経験可」などと書かれていますが、求人票の記載内容をよく読み理解してから応募するようにしましょう。
意図をくみ取ることができれば、選考を有利に進めるかもしれないからね!
実際にCADオペレーターの詳しい仕事内容を知りたい方は、こちらの記事を参考にどうぞ↓わたしは機械系CADオペレーターなので、その仕事内容になります。
未経験者を募集するのはなぜか?
企業側が未経験者を募集する理由は、以下のようなことが考えられます。
- 自社にはない新しいスキを持った人材が欲しい
- 人手が不足しているから
- 新卒採用で採りきれなかった人材を補充したい
- 業務内容が特殊なため、経験者が見つかりにくい
- 若手を採用したい
- 将来の成長に期待している
など、企業側は仕事に対する思いや熱意・意欲、また人柄や一般常識など自社にとって、育成していく価値があると判断された場合、未経験でも採用する場合があります。
CADオペレーターとして未経験から正社員になるには
未経験から正社員でCADオペレーターになることは充分可能ですが、厳しいということも片隅に置いておいてください。
CADオペレーターとして未経験から正社員を目指す上で、心がけておいた方がいいことなどを、以下にまとめましたので参考にしてもらえれば幸いです。
資格を取得する
CADオペレーターには民間の資格がいくつかありますので、正社員を目指すなら、資格があれば選考には有利になるでしょう。
受験資格なしで取得できる資格は、以下のような資格があります。
- 2次元CAD利用技術者試験 基礎
- 2次元CAD利用技術者試験 2級
- 3次元CAD利用技術者試験 2級
- 機械・プラント製図技能士
CADソフトはお試し版を使うなど独学でも取得は可能ですが、CADスクールの方が環境は整っているので、資格取得を目指すならスクールの方をお勧めします
(デジタルカタログならすぐに見れますよ)
基礎的なスキルと知識を習得する
CADソフトや働きたい業界で、求められる知識やスキルを身に付けましょう。
CADのテキストなどで独学でも学べますが、むずかしい場合は、職業訓練所やCADスクールに通うなどして基礎知識を身に付け、さらにCAD関連の資格を取得すれば、転職活動の場でアピールできます。
キャリア支援のある未経験者歓迎の求人を選ぶ
未経験者であれば新たな職種でのキャリア形成をするためのカウンセリングを行い、その人に合ったキャリアプランを作成してくれて、育成研修をしてくれます。
派遣で実務経験を積む
スクールや職業訓練などでCADや製図について勉強後に、派遣会社てCADオペレーターとして様々な企業でCADの実務経験を積むことで、正社員として採用されやすくなります。
CADオペレーターは資格よりも、実務経験やスキルを重視します。
常用型派遣社員になる
派遣会社には、登録型派遣と常用型派遣があります。
常用型派遣は、派遣会社と期間の定めのない契約をむすび、「派遣会社の正社員として他の企業へ、勤務する働き方」のことをいいます。
登録型派遣の場合、派遣先企業との契約期間が終了すれば雇用契約が終了しますが、
常用型派遣の場合は、派遣先での就業期間が終了してからも派遣会社との雇用関係は続きます。
新たな派遣先が見つからない間も、派遣会社から給与が支払われます。
派遣会社によりますが、ボーナスや昇給が実施されるケースもあります。
なによりも、社内教育が充実しており、基礎からしっかりと設計製図について学べる派遣会社もあります。
その後、それぞれの希望する企業に派遣されていきます。
ボーナスや昇給もあり、社内教育も充実していました。
転職エージェントに登録する
転職先が自分に合わなかった、というリスクをさけられる意味ではエージェントと相談することは非常に有益になると思います。
異業種からの転職ということであれば一層不安がつのりますよね。
その場合、メンタル面の支えとしてもありがたい存在になるかと思います。
エージェントは数多くの転職者を見てきたその経験から、あなたが現在抱えている不満や次の企業で何をしたいのかという部分をくみ取って、それらをクリア出来る企業を目利きしてくれる存在だと思います。
また将来的に目標としているキャリアに到達するために必要な経験についてアドバイスをもらうことも出来ます。
未経験のが持つ、働きたい業界のイメージが果たして正しいのかどうかも含めて、その実態を教えてもらうことも出来るでしょう。
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未経験からCADオペレーターになる方法を、4ステップでさらに詳しく解説しています。
こちらの記事を参考にどうぞ↓